深蒸し茶

会社概要

日本茶(緑茶)は摘んだ生葉をその日のうちに荒茶工場に運び、高温の蒸気で蒸して葉に熱を加えることで、生葉の酵素を失活させ、美しい緑水色のお茶に仕上げます。またこの蒸工程は生葉に含まれる余分な青臭を除去し、茶葉の柔軟性を増加させるなど茶の品質を左右するとても大切な工程です。深蒸し茶は「蒸し工程」において通常のお茶よりも長い時間、深く蒸すことで葉の芯まで熱を通し、濃厚で甘く深い味わいのお茶になります。

深蒸し茶とは
深蒸し製法

深蒸し茶のふる里「掛川」

お茶の本場「静岡県」の中でも屈指の茶産地として知られる「掛川市」は北は南アルプス最南端の八高山と大尾山の峰から南は遠州灘まで、雄大な自然が広がります。当地の茶園は、肥沃でしかも透水性・通気性の高い土壌に恵まれ、また気候も昼と夜の適度な寒暖の差や山間部に発生する特有の霧など、茶栽培に良い条件が揃っています。
深蒸し茶の産地としても有名で、全国でその品質の高さが認められています。

深蒸し茶のふる里「掛川」

美味しい元気の源

深く蒸された茶葉は柔らかくなり、細かく粉の多いお茶に仕上がります。そのため味はまろやかでコクのある旨味と、深みのある芳醇な香りが特長です。
急須で淹れてお茶を飲む場合、お湯や水に溶けにくい茶の成分を多く含んだ粉が湯呑に注がれますので、カテキン・テアニン・ビタミンCなどとともに、
食物繊維やミネラルなどの成分も、より多く飲むことができます。

美味しい元気の源

一貫した品質管理

摘み取られた茶葉は、全国の製茶工場の目標とされている優れた技術を誇る、小夜の中山・東山(掛川市内)で製茶されます。その後JAS認定工場で熟練した技を持つ茶師が茶葉と語り、時に格闘しながら、独自の遠赤外線による火入れやブレンドを行い、お茶を仕上げます。仕上げ茶はその品質を保つ為、当社の茶専用大型冷蔵庫で保存します。栽培〜荒茶製造〜仕上加工〜保存〜出荷まで、いずれの工程においても記録を残し、安心・安全なお茶づくりを第一に心がけております。

一貫した品質管理